男性のトリコモナスの症状や検査方法は?
男性のトリコモナス検査は「尿検査」
トリコモナス症はウィルスや菌ではなく、トリコモナス・バジナリスという「原虫」によって起こる性病です。
ミドリムシなどに近いため、男性の場合は感染しても排尿や入浴によって洗い流されることが多く、患者数としてはそれほど多くはありません。
ただし、トリコモナスは感染していても2~5割の人は症状が出ないと言われているため、「症状がない=安心」というわけでもないので注意が必要です。
トリコモナスの男性用検査では、尿検査によって感染の有無を確認します。
朝起きてすぐの尿を採り、検査用のボトルに詰め替えるだけの簡単検査ですから、痛みもなく、手間もかかりません。
感染が疑われる性行為の日から、1~2日経っていれば検査が受けられますので、不安な方はなるべく早く申し込むようにしましょう。
男性のこんな症状はすぐトリコモナス検査!
- 排尿時に痛み・違和感がある
- 排尿時にしみる
- 尿道から膿が出る など
男性のトリコモナス検査ができる性病検査キットの費用・時間
サイト | 検査キットの費用 | 検査所要時間 |
---|---|---|
ふじメディカル | 3,300円~ | 最短2日 |
GME医学検査研究所 | 3,760円~ | 1~2日 |
セルシーフィット | 8,640円~ | 3日 |
※症状だけを見てトリコモナスを特定することはできません。
自分の感染している性病を正しく知るためには、検査の際にかかりやすい性病を複数項目チェックすることをオススメします。
どの項目を選ぶか悩んでいる方は男性の性病検査はどの内容を選べば安心?を参考にしてください。
女性のトリコモナスの症状や検査方法は?
女性のトリコモナス検査は「膣分泌物検査」
女性の場合、トリコモナスは感染後、膣の中に潜んでいます。
潜伏期間が5日~1か月と幅があるため、知らず知らずのうちにパートナーに感染させていることもあり、注意したい性病の1つです。
また、トリコモナスは原虫で自分で動き回るため、膣の中にいたトリコモナスが尿道や膀胱、直腸へと移動することもありますので、症状が出たり、感染が疑われた場合には、早めに検査を行いましょう。
女性のトリコモナス検査は、「膣分泌物検査」で行われます。
膣から細長い綿棒を挿入し、膣壁に綿棒をこすりつけて分泌物を採取するという方法です。
検査キットで送られてくる綿棒は細く、柔らかいものですので痛みはなく、少しくすぐったい感じがするかもしれません。
「綿棒を入れる」「綿棒を回す」「綿棒を引き抜く」というたった3ステップで、検査キットには説明書も同梱されていますので、誰でも簡単に検査を受けることができます。
女性のこんな症状はすぐトリコモナス検査!
- 外陰部や膣の中にかゆみ、熱っぽさがある
- 外陰部がただれている
- 臭いの強い泡だったおりものが出る
- おりものに色がついている(黄色、黄緑、薄い灰色など)
- 排尿や性交時に痛み・違和感がある など
女性のトリコモナス検査ができる性病検査キットの費用・時間
サイト | 検査キットの費用 | 検査所要時間 |
---|---|---|
ふじメディカル | 3,300円~ | 最短2日 |
GME医学検査研究所 | 3,760円~ | 1~2日 |
STD研究所 | 7,290円~ | 1~3日 |
セルシーフィット | 10,260円~ | 3日 |
※かかっている性病を症状からトリコモナスと断定し、単品の検査だけを行うのは大変危険です。
女性は特に将来的なリスクもあるので、しっかりと複数の検査を行って、治療するようにしましょう。
検査すべき項目がよく分からない場合は、女性の性病検査で選んでおきたい内容は?を参考に、内容を選んでみてください。