もう怖くない!梅毒の検査方法について

梅毒は重症化する前に検査を!

梅毒とは、病原体(梅毒トレポネーマ)が傷口から入るることにより感染する病気です。

梅毒を持つ人と性交渉を行うと、口や膣、ペニスなどにできた傷口から病原体がうつるため、性病として扱われています。

重篤になるため怖い病気として知られていますが、ペニシリンという治療薬によって完治することができるようになったため、過度に不安になる必要はありません。

検査キットで早めに発見し、重症化する前にきちんと対処をすることが重要です。

特に女性の場合は、梅毒に感染した状態で妊娠することで母子感染を引き起こしてしまいますので、気になったら一度検査をしておくと安心です。

梅毒検査は男女ともに「血液検査」

梅毒は、感染の機会から1か月~1か月半以上経ってから、検査を受けることができるようになります。

検査は血液検査によって行われますが、検査キットの方法では、病院で受ける検査の様に多量の血液は必要ありません。

指先を細い針でほんの少し傷つけ、検査用のろ紙ににじませるだけで、梅毒にかかっているかどうかを判定することができますので、痛みも少なく、時間もかかりません

血液採取の方法は、血糖値を計る器具の様にできており、誰でも安全かつ簡単に使用できるので、不安なく血液検査を受けることができます。

もちろん、検査器具は全て使い捨てですから、器具の使い回しによる感染などの心配もありません。

こんな症状はすぐ梅毒検査を!

  • 性器、肛門、口の周りにしこりや潰瘍ができる(2~3週間で消失)
  • 関節の付け根が腫れている(2~3週間で消失)
  • ピンク色の円形のあざができる(3か月~3年で消失)
  • 赤茶色の発疹ができる(3か月~3年で消失)
  • 毛が抜ける(3か月~3年で消失) など

梅毒検査ができる性病検査キットの費用・時間

サイト 検査キットの費用 検査所要時間
ふじメディカル3,300円~最短2日
GME医学検査研究所5,190円~翌日
STD研究所3,240円~1~3日
セルシーフィット10,260円~3~7日

※梅毒に感染していると、HIV(エイズ)に感染しやすくなります。
梅毒の検査を行う場合は、梅毒の単品検査ではなく、HIVやエイズの検査も同時に行えるセット検査を選ぶのがおすすめです。
費用は少し高くなりますが、1度の検査で安心できるように選んでおけば無駄が省けます。

また、複数の検査を受ける際に、どの項目を選べばいいか分からないという方は、厚生労働省の統計調査を元におすすめの検査キットを掲載している男性の性病検査はどの内容を選べば安心?か、女性の性病検査で選んでおきたい内容は?を参考にしてみてください。